オーレンジャー

正式名称は「超力戦隊オーレンジャー」。東映スーパー戦隊シリーズ２０周年記念作品。カーレンジャーが脚本で話題をさらった作品とすれば、オーレンジャーは出演者で話題をさらった作品である。敵側の声優は尋常ではなく豪華であり（肝付兼太や、敵ではないが神谷明や檜山など）、司令官は宮内洋（誰もが六人目の戦士に変身すると思っていた）であり、さらにはヤンジャングラビアクイーンでしかなかった頃のさとう珠緒がピンクであり（後にミニスカポリスにおいて、凄く嬉しそうにこの頃の話をしていた）、おまけに無名のイエローは「最後の水着」という話でメイン張っていた。放送終了後にＯＶＴ（オリジナル・ヴィデオ・トクサツ）が製作され、しかもそれを慣例化させたという意味でも問題作。放映期間は、1995年3月3日〜1996年2月23日。（関隼）