桐原櫂

「３７℃」の主人公。一高２年３組。母親が再婚して、水結という義理の妹が出来た。東亜という弟がいる。親が再婚する前の旧姓は「岩崎」。水結に一目惚れしてしまい、義理の兄弟と恋の狭間で悩める青年になる。クラブハートに出入りし、「ピルグリム・フラワーズ」のサポートメンバーとしてギターを弾いている。作詞作曲もやっている。櫂という名前の由来は、「元は誓衣(ちかい)だったのだが、ちかちゃんと重なるので変更」とのこと。単行本『３７℃』第１巻６３頁参照。

読み/正式名称/種別/掲載作品

きりはら・かい【桐原櫂】〔人〕《３７℃―ぼくのいちばんすきなもの―》

コメント

• 青少年らしくてよろし。（バン）
• 僕が個人的に思っているだけなんだけど、櫂のやっている音楽って「サニーデイ・サービス」に近いような気がする。曽我部恵一の書く、若くて繊細で含蓄深い詩作は、片思いの歌ばっかり書いていた櫂に近いような気がするし、ギター、ベース、ドラム、シンプルなキーボードといった編成のバンドには、なんとなくフランソワーズが重なるんだよね。（たてにょん）