フロリン銀貨
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1849年より大英帝国で流通していた2シリング銀貨。現代(1971年2月以降)では、10ペンスとして通用している。グレンは第1巻で、フロリン銀貨の偽金をつかまされる。
読み/正式名称/種別/掲載作品
ふろりん-ぎんか【フロリン銀貨】《ハッピー・トーク》
コメント
- ちなみに、当時のイギリスの貨幣価値は10進法の採用前であり、12ペンス=1シリング、20シリング=1ポンドであった。つまり、マリイのチェストは30ポンド10シリングだったので、610シリング、つまり7320ペンス。作中での物価は、1ペニー(ちなみにペンスはペニーの複数形)=新鮮なかぶ一束=生食用のりんご1/2かご=デイリー・ベルズ新聞1部。つまり、マリイのチェストは、片方だけでデイリーベルズ新聞7320部の価値だった。いかに高額であったかが分かる。(たてにょん)