「黄金の棲処」の版間の差分

2015年8月21日 (金) 23:11時点における最新版

過去の記憶を持たないシエルは、かすかに記憶がある兄「リュー」を探すために、欠けた記憶を追い求めるために、最果ての惑星「輝く雲」を訪れる。そこは、過去を夢見させてくれる場所だった………。スペース・ファンタジー短編。

きん-の-すみか【黄金の棲処】〔作品〕《別冊花とゆめ１９９９年６月号》

この作品を読んだあたりから、１９９４年頃からの岡野作品を思い返して、ほぼ「喪失と回復」という回路で一線上につながるんじゃないかなと思い始めた。回復できないものを回復する上で、作動するメカニズムにさまざまなものがある。代理、象徴、継承、…。その間に様々な差があれど、全ては失われたものの回帰がいかにして現出するかという事をテーマにしていることには変わりない。おそらく、「イリスの卵」か「ＣＡＬＬ　ＭＥ」あたりから、その流れの作品が出てきているのではないかと思う。（たてにょん）

2015年8月9日 (日) 10:40時点における版 (ソースを閲覧) Fumicaroot (トーク \| 投稿記録) (ページの作成:「過去の記憶を持たないシエルは、かすかに記憶がある兄「リュー」を探すために、欠けた記憶を追い...」)		2015年8月21日 (金) 23:11時点における最新版 (ソースを閲覧) Fumicaroot (トーク \| 投稿記録)
1行目:		1行目:
		+	[[category:作品]]
	過去の記憶を持たない[[シエル・スタイン\|シエル]]は、かすかに記憶がある兄「[[リュー]]」を探すために、欠けた記憶を追い求めるために、最果ての惑星「[[輝く雲]]」を訪れる。そこは、過去を夢見させてくれる場所だった………。スペース・ファンタジー短編。		過去の記憶を持たない[[シエル・スタイン\|シエル]]は、かすかに記憶がある兄「[[リュー]]」を探すために、欠けた記憶を追い求めるために、最果ての惑星「[[輝く雲]]」を訪れる。そこは、過去を夢見させてくれる場所だった………。スペース・ファンタジー短編。