瞳のなかの王国

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普通とすこしずれている深青は、水族館で、イルカと戯れている不思議な少年、一矢と出会う。彼は少し変わった夢を持っていて………。マリンブルーが鮮やかな、繊細なラブストーリー。福岡を舞台にしている。全12回。花とゆめコミックスから全3巻で刊行されている。全548P(カラー12P)。

読み/正式名称/種別/掲載作品

ひとみ-の-なか-の-おうこく【瞳のなかの王国】〔作品〕《LaLa 1991年11月号〜1992年10月号》

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コメント

  • 僕が自分で少女まんがを買い始めたきっかけとなった作品。最近また延々と読み返しているけれど、はじめて読んだときの衝撃が今でも自然に蘇ってくる。ぼやけたつまらないこの世界が、青一色に染め上げられたあの瞬間。今でも、鮮烈な印象を受ける。ああ、岡野史佳ってやっぱりすごいな、すごすぎるな、と今更ながらに再確認させられる。本当に本当に本当にすごい。アクエリウムということばで「惑星Aのこどもたち」とつながり、宇宙ということばで「少年宇宙」とつながり、海ということばで「君の海へ行こう」とつながり、それぞれの言葉は微妙に意味を変えながらも、一つの大きつながりを形作っている。岡野史佳によって作られたこの作品たちを象徴する言葉は、たぶん、「瞳のなかの王国」から引くと、おそらくこうなる。「ひとがつくる海は、宇宙になれるかしら…」。もしかすると、既に岡野史佳の作品世界は、一つの「宇宙」になっているのかもしれない。 (たてにょん